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南極観測船砕氷艦『しらせ』の一般公開が堺市泉北港で
行われた1500人の公募に当選して、2時間足らずの見学時間だが、
デジカメ片手に見学をさせてもらった。 |
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堅牢な船体と特徴。
氷海航行に最適な船型。
艦首角度、水面と21度で連続砕氷は氷厚約1.5mまでの氷は、強力な推進力で連続的に砕氷して前進します
高張力鋼使用による堅牢化、アイスベルトの厚さ。
艦首 45mm
中央部 35mm
艦尾 38.5mm
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各整備・船体の化粧も施して、11月中旬の南極への出港を前に国内幾つかの港で一般公開となった、今回は堺市が政令指定都市移行記念事業として堺港寄港となった。 |
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乗船は後部タラップから、見学が始まる。 |
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『しらせ』の性能。
基準排水量 11、600トン
満載排水量 19、000トン
全 長 134メートル
最 大 幅 28メートル
深 さ 14、5メートル
満載時喫水 約9、8メートル
乗 員 約170名
観測隊員等 約60名
最大速力 19ノット
航続距離 15ノットで25、000マイル
主機型式 ディーゼル電気推進
軸 馬 力 30、000馬力
軸 数 3
搭載ヘリコプター 輸送用2機
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観測室。 |
少人数の科員居住区。
木材を使用し、色彩を配慮した内装。 |
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これらの盾は、『しらせ』が就役以来現在までに
入港した港や、交流のあった船舶等と親善を
深めるために交換したものです。 |
大阪港の盾。 |
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『しらせ』の由来
一般公募の約62,000通の中から昭和基地付近にある
『白瀬氷河』にちなみ”しらせ”と名付けられた。 |
氷に閉じ込められた、オーロラ・オーストラリス(豪)を
救助した時の感謝状。 |
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階段の上り下りはこのような急な角度。 |
理容室。 |
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歯の治療室。 |
医務室。 |
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この甲板の上が艦橋。 |
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艦長席。 |
ブリッジはすごく幅広い。 |
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艦橋操縦装置。 |
『しらせ』のおいたち
起工 昭和56年 3月 5日
進水 昭和56年12月11日
就役 昭和57年11月12日
昭和60年(第27次)
オーストラリア観測船ネラ・タン号救出。
平成10年(第40次)
オーストラリア観測船オーロラ・オーストラリス号救出。
平成15年(第44次)
オーストラリアのヨット、マッド・マックス号の救出。 |
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消火栓。 |
上部甲板。 |
水上レーダーと上部操舵所
氷海の中で艦を操縦する。 |
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動揺計。 |
ヒーリング装置。 |
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南緯40〜60度にかけては、次々と発達した低気圧が通過する暴風圏。この海域では左右40度に傾くことはざらで、上の動揺計が示すように平成13年12月12日、午後11時57分、左53度右41度の最大傾斜を記録した。 |
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減揺タンクによるローリング(横揺れ)防止。
ヒーリングタンク
(艦を左右に傾ける装置、傾斜角度やく5度)
による砕氷の補助。燃料タンク兼用。
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チャージング。 |
ラッパ。 |
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チャージング(ラミング)砕氷。
氷厚約1.5m以上の氷は、一旦艦を200〜300m後退させ、
最大馬力で前進し、氷に体当たりするとともに
氷に乗り上げる格好で氷を砕きます,
『しらせ』チャージング最多記録は平成4年第33次行動で
4,441回数。
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このデスクは海図などを広げて進路を計る。 |
そのデスクには航海中の一日の時間割敷いてあった。
その一日は、05:55艦員起こしから始まって、
19:30の巡検で終わっている。 |
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上部甲板から偶然居合わせた大阪府警の警備艇。
『しらせ』の船体の大きさが良くわかる。 |
艦首、2基のクレーン。
左のクレーンが12トン用・右のクレーンは8トン用
雪上車などをおろす。 |
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広い後部甲板と後部格納庫。
格納庫には2機のヘリコプターが格納される。 |
南極から持ち帰った南極の石。
南極は北極と違って大陸である。 |
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S-61A型 へリコプター。
全高 5.21m
全長 22.29m
全幅 18.90m
搭乗員 3名
最大搭乗人員 24名
物資搭載量 2.000kg. |
全総重量 9.300kg.
最大出力 1.500hp×2基
巡航速度 110ノット(約200km/h)
最大速力 144ノット(約260km/h)
航続時間 約5時間
任務 航空輸送・氷上観測・その他 |
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海上自衛隊のみ使用の旭日旗。 |
『しらせ』は海上自衛隊に所属する自衛艦で、
南極地域観測協力を行い、わが国唯一の砕氷艦。 |
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50周年を迎えた南極観測
日本の南極観測は1957年に昭和基地を開設して以来50年にわたり極寒地の自然現象を探り続け南極隕石やオゾンホールの発見、氷床ボーリングによる過去の地球環境の解明等多くの成果を上げてきた。
南極における地球環境の観測は人類にとってますます重要になってきている。
このサイトは国立局地研究所のパンフより一部抜粋して掲載しています。 |
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国立局地研究所のホームページ
www.nipr.ac.jp/japan/ |
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