京都  修学院離宮      05/11/01 参観
叡山電鉄 修学院駅下車 徒歩20分
 市バス 修学院離宮道下車 徒歩15分

参観申し込みが必要
十七世紀中頃、後水尾上皇
(ごみずのおじょうこう)によって造営された
もので、上・中・下の三つの離宮からなり、
借景の手法を採り入れた庭園として,
我が国を代表するものです


表総門(おもてそうもん)
表総門から中を望む


表総門


表総門入って直ぐの参観者休所にて


いよいよ下離宮へと出発、参観は無料で
係員が説明に就く。


御幸門(みゆきもん)
柿葺(こけらぶき)の屋根と花菱紋の透かし
彫りが施してある板戸の御幸門。


御輿寄(おこしよせ)
寿月観の玄関 『御輿寄』が見えてくる。.


係員の説明が入る、袖型灯篭、朝鮮灯篭等を
配した苑路を上ると寿月観の前に出る。


苑路の横を小川が流れている、このような
光景は苑地内随所に見られる。

光越しに紅葉が映える。


一の間に掛かる『寿月観』の扁額は
後水尾上皇の宸筆(しんぴつ)である。


一の間
一の間は十五畳で三畳の上段を設け、
一間半の床と琵琶床、飾棚がある。


琵琶床と飾棚。
飾棚の戸袋には鶴の絵、下の地袋には
岩と欄の絵が描かれ、筆者はともに原在中
(はらざいちゅう)である。


襖四枚には虎渓三笑(こけいさんしょう)の
絵が岸駒(がんく)によって
描かれている。
今日の修学院離宮参観は、昨日に続き
たいへん良い天気に恵まれ、風はなく
穏やかで少し汗ばむほどだ、
紅葉には少し早いようだが、
それでも一部色づきはじめていた。

昨日の冷泉家参観の後に京都御苑の
宮内庁事務所へ参観を申し込んだところ、
偶然にも今日一名の欠員があり
申し込みOKとなった、非常にラッキーとしか
言いようがない。
今年中の参観受付は終わっていた。




下離宮を出たところ、この松並木の奥は
上離宮へと続く。


下離宮を出て右へ、中離宮へ向かう。
田圃、畑の中を松並木が続く、長閑だ。