海上自衛隊・潜水艦救難艦「ちはや」一般公開。
2008/9/14(見学日) 堺市泉北港大浜埠頭。
今回、見学する艦船は、遭難潜水艦からの乗員の救出を主任務とする潜水艦救難艦で
平成12年3月に就役した。
本艦には、潜水艦救難艦特有の深海救難艇及び深海潜水装置のほか、無人潜水装置等、
ほかの、艦種では、あまり見られない装置が装備されている。

「ちはや」 主要要目
基準排水量 5450T
全長 128.0M
最大幅 20.0M
深さ 9.0M
喫水 5.1M
エンジン ディーゼル・エンジン
12V42M-A
出力 19.500Ps
速力 約21Kt
乗員 約130名
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潜水艦救難艦「ちはや」。遭難潜水艦乗員80名を救助可能。 窓のある階は艦橋、その上部階、少し後ろに潜水艦救難艦指揮所がある ブリッジと救難艇揚降用センターウェル。 船体中央上部は、深海救難艇(DSRV)揚降用の装置=センターウエル、そして、船底は海水を張ったプールで、船底閉鎖装置があり、ここから救難艇は潜水する。 深海救難艇(DSRV)、正面。
減圧室など潜水病防止設備の他、災害派遣時の医療支援能力も強化されており、医務室や手術室のほかレントゲン室も備わっている。 左舷中央から後部をみる。 このような状況には成りたくない。
球体でなければ水圧には弱いのがわかる。 無人潜水装置。 後部甲板。 後部甲板から前方をみる、
寄港先の盾が並ぶ。 平成13年、ハワイ沖で米原潜と衝突し沈没した漁業実習船「えひめ丸」の引き揚げ作業を支援している。
・・艦名『ちはや』の由来・・

艦名『ちはや』は、大阪府金剛山の麓、千早赤阪村にある楠木正成の居城「千早城」に由来する。
潜水艦救難指揮所 R I C (Rescue Infomation Center)

救難指揮所は、艦橋の上の階にあり、海上を見渡すには、少し見えずらい
救難支援装置の機器が整然と配置されている。
救難支援装置オペレーション コンソール
モニター・計器類が配置されていて、室内の照明は少し落とされている。
艦橋 (ブリッジ)
艦、操舵席。
艦橋右側。 天気図。台風13号が台湾北部にある、この後、結果的には、近畿和歌山沖を9月19日お昼ごろ通過することになるのだが。 艦橋全体を見渡す。 艦橋窓から船首。
艦橋横から左舷後方。 上部揚降装置から金網状のところが、海水を張ったプールになっており、ここから、海中へ救難艇は降りてゆく。
蓄電池・充電装置室。

深海救難艇の動力は蓄電池2個。1回の充電で、約1時間30分の容量しかない、
因みに、この電池1個が、1億5000万円、1年半の寿命。電池は解体されて再利用されるが、
高い!としか言いようがない。
充電器室は、冷房が効いていて大変涼しい、放電防止のため。 中央の白い物体が電池。合計8個あった 主電池運搬装置。 救難艇上部の2箇所が開いて、2個の電池が装着される。
・・深海救難艇 (DSRV) の主要目・・
全長

深さ
排水量
水中速力
安全潜航深度
12.4M
3.2M
4.3M
約40Ton
4.0Kt
α M
操縦士
最大救助人員
水平/垂直スラスタ

材質
 球穀
 船体
2名
12名
各2基

超高張力鋼
チタン、チタン合金
耐食アルミ合金
FRP
深海救難艇正面。 前部右側から見る、操縦室が見える。 後部左から見る 後部スクリュー。 救難艇 側面から見た各配置図。
救難艦中央金網の下は海水プールで底面は、艦低閉鎖装置である。 「ちはや」船尾甲板、ヘリ発着を行う。。
救難艦各部装置及び水中での作業図。
水中作業の様子。 各装置。
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