那須岳・三斗小屋温泉
栃木県那須町
2008/5/3・4
那須岳(1915M)
 栃木県那須郡那須町
日本百名山のひとつ、那須岳は主峰茶臼岳をはじめ、最高標高の三本槍岳(さんぼんやりだけ)、朝日岳(あさひだけ)、南月山(みなみがっさん)、黒尾谷岳(くろおやだけ)からなる那須五岳の総称。
なかでも茶臼岳は現在も火口、山腹から白い噴煙を上げ旺盛な火山活動を見せている。

今回は、メンバー3名、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」に一泊しての登山。
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那須高原大橋から茶臼岳方面。曇っていて上部は見えない。 那須ロープウェイ駐車場で、ロープウェイ(5分)に乗って山頂駅まで。 ロープウェイ山頂駅から茶臼岳を望む、ここから火山礫に覆われた広い斜面を登る。 茶臼岳頂上。周りはガスで展望がいまいち。 茶臼岳を降りて峰の茶屋跡へ。鞍部に茶屋が見える。
峰の茶屋。 峰の茶屋から後方に茶臼岳、左へ降りて行けば大丸温泉へ。 三斗小屋温泉への登山道。 峰の茶屋を振り返って見る。 那須岳避難小屋。
延命水。 三斗小屋温泉到着。 三斗小屋温泉には2件の旅館がある。右が煙草屋旅館、左が大黒屋旅館。 質素な夕食。太鼓の音が夕食の始まる合図、今夜は登山客が多く、時間をずらしての2回制。豚の生姜焼き、鮎の甘露煮、大根千切り煮物、酢の物、など。食材などはボッカの荷揚げのみ、贅沢は言っておられない。 夕刻の、大黒屋旅館と大倉山。
左の山は大倉山(1831M)、右流石山(1812.5M)。 早朝5時、快晴。露天風呂から大倉・流石、の各山。鶯の鳴き声が周りの静寂さをひきたたせ気分は最高、まさしく、大自然に囲まれた秘湯。 同じく、露天風呂から、遥か遠くに福島県と栃木県の境界の山、左が燧岳(ひうちがだけ)2356M、右は会津駒が岳(2133M)。 遠くに、会津駒が岳。 温泉卵、シーチキン、味噌汁、佃煮類の朝食。
早い朝食を終えて、すでに出発している登山客もあって、ゆったりした朝食風景。 煙草屋旅館の番頭さん、高根沢新一さんと出発前の記念撮影。建物を挟んで小川があり、源泉からの、あまったお湯も流れ込むため水は温めで、河鹿などが生息する、昨夜は一晩中快い鳴き声が聞かれた。 旅館を600Mほど登ったところに源泉噴出地に着く。源泉の温度は約83℃、三斗小屋温泉の煙草屋旅館と、大黒屋旅館の二軒で共有している。また、この源泉から旅館までパイプでお湯は引かれており、70℃近くにまで温度が下がる。また、一週間に一度パイプの掃除は欠かせない、硫黄分や石灰分が付着して流れが悪くなるそうだ、 左は大倉山、右の山は流石山(ながれいしやま)。 源泉上部から見る。
遠くに沼原池が見える。その先に板室温泉がある。 茶臼岳。 隠居倉にて小休止。茶臼岳を望む。
隠居倉にて。 三本槍岳。山名から尖峰を連想するが、山頂部はなめらか。山名は、会津・白河・黒羽(くろはね)の3藩が国境を確認するために、それぞれの、槍を立てたことに由来する。 熊見曽根方面。 熊見曽根から朝日岳。 朝日岳。
朝日岳をめざす。 朝日岳頂上。新田夫婦。 剣が峰。これから峰の茶屋跡まで2箇所の小雪渓を、トラバースすることになる。 峰の茶屋跡にて。地形的に季節によっては強風を受ける、危険な箇所、「風の通り道」である。 峰の茶屋跡からは、茶臼岳の山腹までの上り、そしてロープウエイ山上駅までの下り、あと一息。
宿泊客には、この日本手ぬぐいがお土産。

三斗小屋温泉と煙草屋旅館

三斗小屋温泉(栃木県那須塩原市)は、今から800年前に発見された。江戸時代に、ここ温泉は、
栃木と会津を結ぶ宿場町として栄えた、明治以降は人々の往来は途絶える。
湯けむりの秘湯三斗小屋温泉は、地元の人たちにとっても、一度は訪れたい秘湯。
源泉の温度は
90℃、硫黄分を多く含んだ単純泉。

車を降りて、2時間あまりの険しい山道、熊も出没すると言う。客も登山をかねてが多い。
旅館は2軒、創業160年の大黒屋旅館と煙草屋旅館。今回泊まった煙草屋旅館は、大正時代に建てられた。
130人が泊まれる、食材・日用品は今もボッカが頼り、ディーゼルエンジンによる発電のみで、9時には消灯、満天の星と、月明かりが天然の照明。全く山小屋風の旅館と言っていい。
自慢は
30年前に造られた露天風呂,湯に浸かって目の前に会津との国境の山、大倉山・流石山が雄大にそびえ,大自然に囲まれ秘湯に浸かれば、至福のひとときを存分に味わえる。

煙草屋の主人、大金一平さんは、25年前に亡くなられ、その後、奥さんのフサ子さんが経営されていた、しかし、4年前足を骨折されて山を下りることとなり、現在は麓に住む息子さんと同居されて治療に専念されているという、お元気との事。

今、小屋を守っている方は、大金さんと20年来の親交を買われて、番頭の高根沢新一さんにお任せしているそうだ。
私が、この登山を選んだのは、昨年2007-10-14に放映された、「NHK 新日本紀行・今ふたたび」を観て一度訪れてみたいと思い、今回の山行となった。

煙草屋旅館ホームページ
板室温泉

那須登山を終えて、帰路、那珂川に沿って20軒ほどの旅館が建ち並ぶ「板室温泉」(いたむろおんせん)に立ち寄る。
那須七湯の一つでもある、伝統ある温泉。「板室温泉郷」は「下野(しもつけ)の薬湯」として古くから親しまれ、江戸中期から会津街道の宿場として栄える。
温泉の効能は優れており湯治場として発展する。泉質が療養泉として顕著、湧出量が豊か、付近の景観もよく保養地として適していて、昭和46年に国民保養温泉地に指定される。
泉質は、アルカリ性単純温泉、39℃、HP-7.1
今回は、板室健康の湯 グリーングリーンの湯に浸かる。

板室健康の湯 グリーングリーンのホームページ
5月の連休で、湯浴み客が多い。 露天風呂。 温泉効能書。 グリーングリーン施設玄関。 那珂川に鯉のぼりが、向こう岸まで並んで泳いでいた。